恋も愛も憧れも、全部

推しを取り戻す記録

北海道旅行(1日目 函館)

ちょっと早めの夏休みで、北海道にひとり旅。5泊6日、函館in→新千歳outの全て公共交通機関で進む旅です。

 

  • 1日目(函館)

羽田から早朝のエアドゥ便で函館空港へ。音尾さんの機内放送も久しぶり(2016ジャンボリーに行ったときぶり、1年くらいか)に聴けた。ましろちゃんの曲もchimaちゃんの曲も流れて、曲紹介で音尾さんが「ましろさん」「chimaさん」ってさん付けしてたのがなかなか珍しいなーって印象的。

 

早朝便に乗ると、空港に着いてバスで函館駅まで行っても9時すぎってことに驚き。夏なら7時くらいまで日があって日中の観光できるからいっぱい行きたいとこ行ける。市電一日券600円を買って、はじめての函館、楽しむ!

 

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函館駅。函館は街中に花がいっぱいあって、きれいな街だ。道路とか広場の花壇も、民家の軒先の鉢植えも、きれいに咲かせていて気分が明るくなるね。

 

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おぃーお前たちぃーーーって言いたくなる風景。

 

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ここ、最高だった。立待岬。風景もいいけど音が素敵。あんまり観光客の人が多くないので、波の音を聴きながらベンチでボケーっと。市電の終点谷地頭から歩いて15分〜20分くらい。墓地の中の坂道がちょっと怖くて、大きなカラスが目の前をバンバン飛んでくから、車で行けるなら車を使うことを積極的におすすめしたい。

 

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有名な八幡坂。思ってたより傾斜がきつい坂。火野正平さんがこころ旅でここ来てた気がするけど、よく自転車でここ上がったなあ。すごいなあ。

 

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五稜郭タワーに登って五稜郭。高いところから街を眺めるのは、なんとなく手っ取り早い感じがして好き。

 

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ハナタレ全国放送でこのオブジェ出て来てたよねたぶん。見たことある?って思って撮ったやつ。

 

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宿泊先がバスタブ無かったから銭湯へ。ガイドブックに載ってて行ってみたら、大泉洋さん安田顕さんのサインが脱衣所に飾ってあった。2001年に「パコダテ人」の映画の撮影をしてたみたい。知らなかった…。好きな人のサインの前で着替えるの、一瞬ドキドキして、でも意識しすぎだって自分ツッコミ。お湯は熱かった。ハナタレで熱湯芸人になったリーダーが入ったとこの方が熱いみたいで、これより熱いってどんだけ熱いのよってびっくり。なかなか汗が引かなくて、脱衣所に売ってたガリガリ君食べた。最高。

 

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ここもハナタレで行ってた。星龍軒の塩ラーメン。ちょーあっさり!おいしい!スープ全部飲める!チャーシューが好き!580円なの信じられない!安い!函館駅の近くでお昼は並ぶみたいだけど、15時すぎだったから全然待たずに食べられた。

 

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ここもお馴染みコーヒールームきくちのソフトクリーム。ミックスにしたよ。ちょっとシャリシャリしててさっぱりおいしい。コーヒーもいただいておいしかった。店内の雰囲気も落ち着いて好き。

 

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コーヒールームきくちから湯の川温泉の方に徒歩10分くらい?ハナタレでリーダーがお店が休みだって言ってたお団子屋さんに行ってみたら、休みだった。残念。

 

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念願のラッキーピエロ!ラッピ!!唐揚げアツアツでおいしかったー!!これはおやつだねえ

 

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観光地ではないけど、函館市中央図書館がよかった。椅子いっぱいあってここでずっと本読んでたいなあって、長居しちゃいそうだった。益田ミリさんが本を読むために岐阜市立中央図書館に行ったと「今日の人生」に書いてあって憧れだったけど、わたしの場合は函館がいいかな。ラーメン食べて散歩して本読んで、夜はビールとイカ刺しで、うん、良いな。また来よう。

 

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↑おまけ。かもめ、読めてるのかな?

 

読書記録(2017年6月)

小説やエッセイを読むのが好きです。わたしにとって観劇も映画もテレビドラマも本も並列。全部が好き。

主に積読本の影響でいつでも本棚がキャパオーバーなので、最近Kindleを買ってみたのですが、あんまり使えてないのです。それがなぜか気づきました。わたし、本屋さんが好きだったんです。休みの日に本屋さんハシゴしてたりするもん。大型書店も商店街にある本屋さんもどっちもよく行く。Kindle買う前に気付けって話ですけど…。Kindleの使い方、見つけなきゃなあ。Kindleでどういう本読んだらいいんだろう。

 

さて。最近読んだ本の中でよかったもの・NACS好きな方にオススメしたい3冊を紹介します。3冊ともラブストーリー。ときめき大事。ときめきで好きを大きくしよ。

 

  • 「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」島本理生
    わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

    わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

     

    30歳知世(ちせ)ちゃんと年上バツイチ椎名さん(職業:エンジニア)のラブストーリーを軸に、知世ちゃんの友だちや妹視点のお話がちょこちょこ差し込まれる、連作短編集。重めのエピソードもあるんだけど、アラサーのわかるわかるって気持ちが多くて読みやすかった。共感が多いお話はそんなに頑張らなくてもいいから、あっという間に読み進められちゃう。島本理生さんの小説は出てくる食べ物が美味しそうで、今回は焼き鳥を食べたくなった。早速今週、焼き鳥の会を開きます。笑

    で、この本なんですけど…
    椎名さんを、みんなの好きなおじさんに演じさせながら読んでほしい!!!

    椎名さんが、おじさん好きにはたまらない人なのです。美味しいもの食べに連れて行ってくれる。がつがつしてなくって余裕があって優しい。おじさん、素敵。

    『今夜うちで蟹鍋でもしませんか?』と椎名さんから誘われた。


    誘われたいでしょう?

    筋張った手の甲。大人の手だ、と出会った時に感じたことを思い出す。

     
    好きなおじさんの手、思い浮かべたでしょう?

    はしゃいだ拍子に、テーブルの上で手が触れそうになった。はっとすると同時に、椎名さんはすっと引いた。

     
    思わず手を引いちゃうおじさんぽさ、そのときの表情みたいでしょう?

    どきどきしながら読んで!オススメです!

  • 「劇場」又吉直樹
    劇場

    劇場

     

    主人公は劇作家の永田。偶然出会った沙希と恋に落ちて同棲するお話。

    とても苦しくて終始ネガティブな感情に押される読書、まあ、読みづらかった。永田が不器用すぎるのと、あまりにも自分と離れている思考の筋道がよくわからなくて、序盤は挫折しそうで。永田の演劇に対する思考が地の文で半ページくらい続いてくところもあり、はじめはその一つ一つを理解して進もうと思ったけど難しくてついていけないから、たまに文字だけ追って意味を読み飛ばしてた。
    でも、ラストに近づくにつれ、途中で読み諦めなくてよかったって変わってきて、ラストシーンでぞくぞくした。読んでて積み重なった感情がここで活きるのか。そして、読み終わった後に反芻するのがとても心地よかった。頭の中が又吉さんに演出されてるような感覚。
    今年、1月に「蜜蜂と遠雷」を読んでなければ今年のベスト1なんだけど、「蜜蜂…」もすごかったからな。こういう、わたしのベスト1とか選ぶのは難しい。

    書籍サイトも読み応えがあってすごい。

    www.shinchosha.co.jp
    主人公が劇作家で、演劇論たくさん出てくるので、NACS好きさんにはそれだけでもオススメなのですが、又吉先生が札幌グランドホテルでも執筆していたエピソードもあり、登場する街も吉祥寺とか下北沢とかで、そのあたりの街が好きな人でも楽しめると思います。

  • 回転ドアは、順番に」東直子穂村弘
    回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

    回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

     

    歌人穂村弘さんと東直子さんが、メールで短歌や詩を交互に送り合って作る一組の男女のラブストーリー。出会って、探り合いながら関係が深くなっていって、二人のやり取りが急加速するときが、恋のリアルな肌感を思い出させてくれて、とってもどきどきする。短歌と詩だから余白が多くて、ゆっくり息をしながら頭の中でストーリーを重ねていけるのも好き。何度も読み直したい。

    この話の中で、夜のデートの場面があって、そこに観覧車が出てくるの。

    観覧車昇るよきみはストローをくわえて僕は氷を噛んで

    ーたどり着いた場所は、観覧車だった。
     夜の観覧車は無数の光をまとったまま、ねむっている。
     (中略)
     ねえ、うかぶよ、うかぶんだよ、夜に。


    ここのやり取りが一番好き。夜の観覧車、めちゃくちゃロマンチック。
    観覧車って言葉が出てきたら、もう森崎さんが作った曲「つぼみ」しか思い浮かばないじゃない?「つぼみ」みたいに観覧車のてっぺんで抱き寄せられて目を閉じて、ふたりだけの夜にうかんだら………甘くてどろどろにとけそう。夜の観覧車の後、朝が来て、甘い世界にゆらゆらしてたら次の章がまた良くて。なかなかテレビに出なくて、舞台もまだなくて、今何の仕事してるんだろう、会いたい寂しいって夜にオススメです。読んだら甘い夢みられそう。

    ちなみに、穂村弘さんの著作はエッセイも歌集も読んでいて、エッセイではかわいいってくすぐられて、短歌だと男っぽさにどきっとする。
    穂村弘さん、1962年札幌生まれの方です。「札幌生まれ」って知ったとき、どきどきが増したのは言うまでもありません。(違う世界で彼らとの共通点を見つけるの嬉しいってよくあること?)

 

他にも語りたい本があるので、NACS好きさんと読書会とかやりたい。オススメも知りたいなー。 

ミステリー修学旅行 ライブビューイング(その3)

ライビュからもう2週間…今更感ありまくるけど、〆ないと進めない気がするので上げます。

 

そして、日曜劇場「小さな巨人」のエンディング「ノンフィクション」を聴きながらライビュメモしてるから、メモがエモーショナル増しになっちゃう。(この歌詞とっても良いです。ドラマで流れる部分にもグッとくるけど、最後まですごい歌詞。刺さる。)

 

さて。週刊大泉でここも好きだった。

  • 大泉さん以外の出演タレント全員がひな壇に座ってるとき、一番下の段が会長・リーダー・安田さん・戸次さん・音尾さんの並びだったんだけど、安田さんを挟んでリーダー戸次さん音尾さんが3人とも同じ足(たぶん右足だった)を上にして組んでて、揃ってるのかわいかった。スタッフTJさん4/24のスタダイで上げてる5人ショットじゃ、リーダー以外の4人が同じ組み方してて、その写真も好きだから、都度見てニヤニヤしてる。

 

藤尾くんの絵!

  • わたし、CUEタレみんな好きだわー!って実感することができた、藤尾くんの25時間チャレンジ。
  • 絵を運んできたときに、真ん中にいたから手伝う洋ちゃんと、絵を見るときに真ん中に寄ってきてお姉さん座り(?)で体が斜めになるリーダーが好き。
  • 会長の、深夜に「亜由美」って出る着信の話おもしろかったなー。おもしろがっていいのかどうかだけど。

YouTube生放送、夜は早く寝ちゃって電話部分見てなかったんだけど、偶然に目が覚めた朝4時から藤尾くんが仮眠を取るまでの1時間半を見ることができた。早朝のひっそりした空気で聞くコツコツっていうクレヨンの音、藤尾くんとTJさんの会話、YouTubeのコメント欄に流れるずっと起きてた視聴者の言葉。ゆったり心地よい時間だったな。

その、見はじめてすぐの4時すぎくらい、藤尾くんがTJさんに言うんだ。「(電話してた)大泉さんとか会長とか河野とかのやりとりこれで見た人は、わー、ツアー参加したかったって思う人多いんやろなー。ライブビューイングで空気感だけでも見れたらええね。」手が痛いだろうし、眠いだろうし、自分の集中力を保つのに大変なんだろうってときに、画面の向こうの人たちを想うって、なんて優しい人なんだろう。感動です、朝方に。そんな優しさが絵に乗ってるって思うと、お披露目がとても楽しみだし、無事に完成するように祈るばかり。藤尾くんがこちらを想ってくれてるように、この瞬間を目撃しているわたしも、向こう側の彼らを大切に思いたいなって感じた。

藤尾くんとTJさんをオールで見てたファンの子たちもすごくて。コメント読んでるだけでもあったかい気持ちになった。Twitterのフォローし合いましょうとかやってるの、誰かや何かを好きって、これからも分かち合うようになるの素敵。

こんな長時間中継企画、いっぱいの人たちの気持ちを揺らして、確かに電話のやり取りで穏やかではない部分があったのかもしれないけど、初めてトライした結果だからよかったんじゃないかなーって思います。

 ライビュで見た絵、四季の色の上に雪が降っていたけど、中継の中で「1回描いた上をコーティングして、それが乾いたらその上にまた描く」って言ってたから、そういうことかーって納得。クレヨンの色の重ね方が繊細できれいだから、画面じゃなくていつか実物を見てみたい。あれ、絶対にカメラじゃ全部を映せないはずだし、目の前にして藤尾くんの気持ち受け取りたいな。ファンミとかジャンボリーとかで公開の機会をぜひお願いします!

 

ご挨拶

  • イベント中で初めてしゃべった大下くんが順番を間違える。そうだよね、大下くんしゃべってなかったよね。気になってたー!もっとしゃべってほしいよ。人数いると難しいから空知班の人うらやましいよ。
  • 音尾さん。「目と目の間は離れていても、いや、距離が離れていても、あなたの心は」「はなさなーい!」キュン。やられた。やばい。
  • リーダー。「こういうの好きだー」わかる。好きに決まってる。その笑顔でそれ言うのずるい。ツアー行きたいに決まってるじゃんこっちも。また心掴まれてしまってずるい。これで行けないことあるって思ったら、、、つらい。
  • 鈴井さん。「僕らはこうして拍手をいただいている」「スタッフへの拍手をいただけませんか?」こう言われてからの拍手、なかなか止まなかったね。長かった。拍手しながら泣いてしまった。「外部スタッフへの拍手もいただけませんか?」とも。また、長い長い拍手。現地、わたしがいた日本橋、全国のライビュ会場で、直接は見えてない人に届ける拍手。自分も応援されている気持ちになっちゃって、うれしくてありがたくてたまらなかった。わたしの仕事が内勤で裏方の事務職で、お客さんから直接言葉を聞ける訳ではなく、誰でもできるような仕事をやって満足感はなく…みたいなことを丁度考えていたときだから、この拍手のようにどこかでちゃんと見ててくれる人がいるのかもな、って思えて仕事がんばろって気づいた。あれから2週間経ってやっぱり仕事でへこたれるときがあるけど、鈴井さんのこの言葉と潤んだ目といっぱいの拍手を思い出して、前向ける。本当に良い光景だった。

この人たちに出会えてよかった。わたしも、できるだけ長く一緒に時を過ごしたいなって思います。CUEのみなさんが贈ってくれる気持ちを受け止められる自分でいたいし、受け取ったらちゃんとありがとうって言える自分でいたいです。思い出してこれ打ってるだけで、鼻ツーンてしてくるな。笑

 

修学旅行は申し込んで落選だったから、あのスクリーンの向こう側にいたかったって気持ちがずっとあって、今でもうらやましい気持ちが残っているけど(ジャンプで参加者の感想メール読まれたときも、うらやましくて苦しかったし)、参加してたら鈴井さんのうるうるした目も見られなかっただろうし、ライビュで得た気持ちも大切にしないと。こんな風に思ったから気付くこと、何かに繋がることあるはず。またの機会に活きますように。またの機会、よろしくお願いしまーす!