PARAMUSHIRが楽しみすぎて
TEAM NACS第16回公演「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」
いよいよファンクラブ先行抽選が始まりますね。
当たるんだろうかという不安はあるものの、それは考えても悲しくなるだけで前向きなものは生まれないから放っておいて。NACSを好きな気持ちを毎日貯めてます。金は積まず徳を積む。でも、当てるのにどういう徳がいいのか分からないから好き、好きって気持ちが徳だと思うことにしてる。笑
観たい人、みんなに当たれ。私にも当たれ。
子NACSみなさんそうだと思うんですけど、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ楽しみなんですよねえ、PARAMUSHIR。昨年のジャンボリーで告知があった時も嬉しかったんですけど、ⅩⅩライブビューイングで公演タイトルが出たときのぞくぞくした感じが忘れられません。「R」が付くこと、「続けた」が入っていること*1、嬉しくてでも同じくらい苦しい、いろんな気持ちが混ざったぞくぞく。生みだすのに煩悶としたり、ぶつかってダメージを受けたり、そんな山にまた挑むのか。こんなことを思うのは失礼なのかもしれないけど、無理しなくていいよ、ファンが待っているとか考えなくてもいいよ、っていう気持ちもあって。でも、それでも観たいんです。森崎さんがカーテンコールで最後に出ていくのを観たい*2。
私、初本公演がWARRIORなので、森崎さん演出は生で観るの2度目になる予定です。何でも初めてのとき感じたことって再現できない大事なものでしょ。でも、2度目のときに受ける感覚も比べがたいもので。1度目に受けた感覚はぼやってしてるけど、2度目はそれをなぞって輪郭がはっきりしてくる感じ。好きが強固になるし、言語化もできる。以前の本公演は映像で観ているものもあるからそれも合わせれば全然2度目じゃないんだけど、劇場で体感するのは2度目だから、今からその2度目を味わうなんてとてもドキドキしてます。
追記:10/15
月刊ローチケHMVにインタビュー載るんですね。WEB記事がアップされました。この内容を読んでいたら、もしかしたらリーダーの意図に合わないかもと感じたので、先に書いていた下の部分「続きを読む」で閉じますね。ここから題材が何の話か分かっちゃうこと書いています。スマホの方はスクロール注意です。
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北海道旅行(4〜6日目 札幌)
もう備忘録とも言えないほど、夏の過ぎた日のこと。とりあえず完結させます。あと、ブログタイトルに迷走しすぎてこんなものに変えてみた。こういうネーミング難しくて心がキリキリする…
- 4日目(小樽〜札幌)
乗車券の有効期間最終日のこの日、到着地小樽を目指してJRに乗って、東室蘭〜苫小牧〜南千歳〜小樽という経路にて進む。南千歳から乗った快速エアポート、何度も乗ってるだけで出身地でもなく住んでたことがある土地でもないのに、戻ってきたなあと安心、不思議だね。
小樽駅。5年ぶり3度目。前回はファンミ参加の次の日に来たけど大雪で、札幌までJRが止まっちゃってバスで戻ったもののその後の飛行機も欠航した忘れられないエピソードの街です。
今回は、猛暑。
小樽文学館でサカナクションの山口一郎さんの本箱展を見る。ご実家の喫茶店を再現した一角がなんとも趣があって素敵でした。
文学館の横には旧手宮線跡。「直CUE勝負 たまにはのんびりしたっていいべさ」でミスターとリーダーが行ってた。確か。
せっかくの小樽だからお寿司食べようと思ってはいたけど、暑くて食欲が出ずに、そうだパフェだと思ってリーダーがフォトダイであげてた美園へ。行って思い出した。前に来た大雪のとき、寒くてコーヒー飲みに入った喫茶店、たぶんここだ。その時はリーダーのおすすめとか全然知らなかったけど、ご縁があったんですねえ。
あまりにも暑くて外の観光は断念して、早めに宿泊場所の札幌に行くことにしました。札幌駅で降りたら人が多いことに戸惑った。駅構内でおろおろ。ここまでの場所から東京に直接帰らなくてよかったと思います。札幌で人慣れのワンクッション置いておくの重要だー
今回は白石区に宿泊です。ホワイトストーンズのおかげで何かに役立つ訳でもなく地名を暗記できてる白石区(笑)地下鉄降りてはじめて歩いたな。
近くにある森彦のお店でカフェラテ。美味しくて安心するー
夜ご飯はカリー軒!イタリアン!!
ハンバーグの肉汁じゅるり。スパゲティ美味しくて止まらない。満腹!前に来たときはゆっくりできなくて、今回はイベント時期でもないから入店も待たず、ゆっくりお店のファイルも見させてもらいました。NACSさんたちは本当に愛されてるなあ。あったかくてやさしい世界がここで待ってるって嬉しくて、聖地と呼ぶにふさわしい場所。また来よう。
- 5日目(札幌)
午前中、札幌駅から歩いて北大構内へ。
北大の中はじめて入った。すごいピクニック気分
運動部の学生や学生じゃない人がランニングしてて、暑いから苦しそう。
北海道大学総合博物館に来たかったのでした。マンモスとか恐竜とか迫力すごかった。無料なのありがたい。歴史のある校舎はすごいなあ。
インフォメーションセンターでハスカップのソフトクリームが乗ったソーダを注文しました。このソフトクリームおいしい!
毎日暑かったけどこの日も暑い。暑いから外はダメだと思って、夜公演だけチケットを取ってた舞台の昼公演を当日券で見ようと、新札幌のサンピアザ劇場へ移動です。
弦巻劇団「ナイトスイミング」
昼公演を観て、出会ってしまった…と放心状態に。今日が暑くて昼公演を観ようと思ったのも、その前にこれを観ようと旅行の日程を合わせたのも、何かに導かれたんではないかと思うくらい、「出会えた」と強く感じる作品でした。こっちも心をむき出しにされるような純粋さで、ストレートに響く言葉と、本当に宇宙にいるような幻想的な舞台装置と照明、よりたゆたう心地になる音楽、こんなにも世界に浸れるのかと衝撃を感じるくらい。この演劇体験は忘れられない大切なものだと強く思います。再演とのことですが、再再演してほしい。ううん、きっとどこかでまた出会えるって確信もあるから、そのときにまたオススメしたい。たくさんの人に出会ってほしいな。
- 最終日6日目(札幌)
朝から大雨!!!
赤れんがテラスであぐり王国北海道のトークショーがあるので、久しぶりにリーダーにお目にかかれることを楽しみにしていたのに、大雨警報が出るほどの雨!!!
晴天続きの旅だったのに、最後に土砂降りだなんて。赤れんがテラスは屋外なので、トークショーは中止になりました。。。天気なので仕方のないことです。。。
でも、前日の観劇のおかげで、リーダーともまた絶対会えるって確信と未来の嬉しさがあって、そんなにがっかりでもなく。確かに、良い舞台は本当に人生を豊かにしてくれる。
空いた時間で何しよっかなーって思って、気になってた喫茶店を2軒はしごです。(2軒目は写真NGだった。)雨だからお客さんが少なくゆったり。
すすきので麺eijiのラーメンも食べた。まったりしてておいしい。このチャーシュー好き。
で、ちょっと余裕を持って新千歳空港へ向かい、お土産も買って、
この旅最後のアイス、ミルキッシモのジェラートだー。札駅でもいつも通るだけで、やっと食べられた。おいしい!
北海道の夏をめいっぱい味わった旅だった。だけども、うにもほたても食べてないし、小樽観光できてないし、ほんとは行きたかった芸術の森にも行けてないし、未練はあるからまた来るよ北海道。とりあえず、1ヶ月後にね。(8月にも行きました。笑)
北海道旅行(3日目 室蘭)
- 3日目(室蘭)
うわー、わたし室蘭、来ちゃった!あの室蘭、来ちゃった!ひとりだから言葉にも顔にも出せないけど心の中で大興奮!
エッセイは読み直してきたので予習はバッチリ。
でも安田さんをたどる前に室蘭駅前にある港の文学館へ。
港の文学館 | おっと!むろらん -[公式]室蘭観光情報サイト-
(室蘭、この観光案内用サイトもスマホ対応で見やすくできてて、街中に貼ってある観光ポスターもおしゃれで、もっと観光しに行ってーーーって思った。アジア系の観光客もいたし訪れる人も少なくはないと思うんだけど、ガイドブックでも室蘭あんまり載ってないし、もっと魅力が知られてほしいなあ…)
好きな作家の長嶋有さん、中高生のときに室蘭に住んでいたようで(小説やエッセイで室蘭とか小学生のときに住んでた登別の描写が出てくる)、この文学館に展示があると知り見にいった。思ったより展示物が多く、小学校1、2年生のときの学級だよりもあって(作文がとてもうまい)、じーっくり読み込む。読んでて次々と衝撃が。
衝撃1:長嶋有さんってペンネームだとずっと思ってたんだけど本名だった。本当に「有くん」なんだ。(この前、長嶋さんと歌人の穂村弘さんのトークショーに行って穂村さんが「有くん」って呼んでたことにキュンとしてて、そのキュンが時差増し。)
衝撃2:長嶋さんの出身中学が港南中学校。安田さんも同じだよね。もしかして同窓生???
衝撃3:長嶋さんが室蘭で住んでいたのは、安田さんのエッセイで出てくるバス停「絵鞆団地」もしかしてご近所???
長嶋さんが1972年生まれで、安田さんの1つ上、安田お兄さんの1つ下、面識ないのかなあ。お互い知っている的な話を読んだことないんだけど、どこかに載っているのかなあ。すっごく気になる!!
長嶋さんの小説って、日常生活で当たり前にあって普段スルーしちゃうような物、人の仕草、現象を取り上げて「あるある」って思うところが面白いんだけど、それもただの「あるある」じゃなくてそこから気持ちの奥の方をギューって掴みかかってくるのだよ(しかも強めに)。安田さんの文章は、事柄は日ごろの何気ないことなのに色々思い出してちょっと苦しくなったり嬉しくなったり。その気持ちの動かされ方が似てるなーって思ってた。まさか、こう繋がるとは…。衝撃以外の言葉が無いわ…。心の中があわあわしてた…。
動揺しながらも、長嶋有ガチャガチャをやって
缶バッチかわいい。付いてたプチコラムが室蘭の話題でふむふむとなる。
文学館を出たら徒歩で観光案内所になってる旧室蘭駅舎へ。
安田さんが地元にいるときは、こっちが駅だったんだね。
エッセイの表紙写真になってる水族館を目指して、観光案内所前のバス停から絵鞆団地経由のバスに乗る(バスの時間までちょっとあったからお昼ごはんにお蕎麦を食べた)。エッセイに登場するバス停も、暑さ寒さしのぎに入ったという黄色いプレハブもちゃんと確認!(写真は撮ってない…) 高校生までの安田さんは、この目線で眺めていたんだなあ、何が見えてたのかなあ、何を思ってたんだろうなあ、なんてことを考えながらの乗車は楽しくて嬉しくてここまで来てよかったー。
終点の「みたら・水族館」に着いたら、もうそこは海、そして水族館。でも、また暑さにめげて水族館には入らず。外から小さな観覧車だけでも撮っておいたらよかったかな。(今はストリートビューで何でも見えるから、写真はいいかなーって思ってしまった)
水族館の向かいにある、道の駅みたら室蘭に入った。暑いからね、やっぱり食べるソフトクリーム。
白鳥大橋!
海と大黒島!(大黒島もエッセイに出てくる)
水道がかわいい。クジラもあったよ
さっき降りたバス停から、今度は地球岬を目指す。行きのバスとは基本的に逆周りになるんだけど、経由が2パターンあって、行きとは違う「祝津町経由」のバスだった。絵鞆を過ぎて祝津のあたりで円形の校舎が見えて、慌ててグーグルマップを起動したらやはり旧絵鞆小学校みたい!!正面からじゃなくて裏側から見てるようだけど、降りなくてもバスから見える、すごい、満足。
雑だけど、バスの進路はこう。マップ上に小学校名は入ってないけど、円形校舎は分かるね。
で、バスは終点の地球岬団地へ。バス停降りたらめちゃくちゃ坂。ガイドブックで徒歩20分って書いてあるけど、この坂かあ〜。しかもたぶん30℃超えてる〜。まあ水買ってあるし大丈夫だろ〜。観光バスとレンタカーに何度も追い越され、徒歩の人はすれ違った大学生くらいの男子しかおらず。ちょっとめげそう。
もうちょっとのところ。
いよいよ。
めちゃくちゃ登ってきたー!ここで振り向くと
これ!!
海、めちゃくちゃ澄んでる!!
函館の立待岬は、そんな気持ちは無くとも吸い込まれそうでちょっと危ないなとも思ったのだけど、ここは落ちても生きて帰れそうなポジティブな感じのする岬。そのポジティブさで飛ぼうという気すら起きなさそう。岬にもいろいろあるんだな。
こんな小道もあって、「波はージェットコースター♫」って歌いそうになった。空も海もこれが夏だろって感じの爽快な青。ここにいるわたしの存在が嘘みたい
で。またテクテク坂を下り、バスを待ち、バス車内の冷房で涼しいってありがたいと感謝して
母恋駅前で下車。ここが駅(写真が見づらい)
母恋って青春18きっぷのポスターになってるんだね。
母恋からJRで東室蘭まで戻り。
やきとり&ビールでこの日は終了。やきとりおいしい!めちゃくちゃビールが進む!!