恋も愛も憧れも、全部

推しを取り戻す記録

狼王ロボ 1/28(その2)

ここからは、およその時系列順で思ったり考えたりしたこと。主に森崎さんに関することです。(あれ、、、やっぱり今回もほぼリーダーしか見てなかったのではないか…。)

 

 

 

  • パリ→ニューヨークの船の上の場面でシートン先生登場。鳥の鳴き声を聞いて嬉しそうにメモしてる。黒くて片手サイズのモレスキン。ちょっとあたまおかしいとは思うんですが、あのモレスキンになりたいとか、一瞬そんなこと…魔が差した…

 

  • 森崎さん、目がキラキラしてた。目の中まで見られる前方席かつ通路側っていう天国みたいな席で見てると、他の役者さんも目がキラキラしてたから、あれは照明のせいかなあ。キラキラだけど、目の端が充血してるようにも見えた。充血した目に働く男の迫力。序盤で気づいてから、これは台詞ひとつひとつ、動作一個一個、全部逃しちゃだめだって思って、こっちのギア1段上がった。

 

  • 俳優さんもダンサーさんもガンガン客席に出てくる。すぐ横の通路にリーダーがみえたとき、後ろ姿目の前で見られて、どこに目線あげていいのかわかんなくなって、結論としてはおしりがむちむちだということに。なんで今回あんなにむちむちだったの?衣装のせい?
 
  • 今回、センターブロックG列あたりにサブステージがあって、そこもよく使ってたり、先に書いたように通路もよく使ってたり、とにかく物理的に近くにくることが多くて。あまりにも近いとどこ見ていいかわからなくなりません?

 

  • カランポー平原に到着したとき、女性ダンサーさんたちの(鹿だったかな?)の集団ダンスを1テンポずれてやるシートンおじさんかわいすぎる、かわいさしかない。ここがねーTwitterで話題だった子顔殺しー。わたしたちは、シートン先生が狼と対決する前に、まさかのシートン先生に一回やられてるわけです…。後々、客席は羊になって狼に狩られるって場面も出て来るのに…。何回やられるんですか…。観てる方も生きてるの大変…。

 

  • ロボの話をしてると、いつも夢中になって子どもみたいに活き活き話しちゃうシートンおじさん。これ本当によかった。最初、あっ、ほんとに研究者だってびっくりした。ラジオで野菜の話をどんどん出してくるリーダーの声をワントーンあげて、言葉をちょっと弾ませる感じかなぁ。それでプラス笑顔。はああああああ〜
 
  • 狼に食べさせる毒エサを仕込むときに、テーブルの上で肉を切って、毒のカプセル入れてるんだけど、それが医者の手術シーンみたいで疑似医師体験。院長みたいだった。

 

  • 「実におもしろい」って台詞があって、一瞬客席がふわっと笑った。あれは、シートンおじさんじゃなくて、ガリレオおじさん。
 
  • 狼の足跡とか痕跡探すのに、シートン先生四つん這いから顔を床に近づけて進むっていうシーンが何度か。普通に手のひらをベタって付けたり、手を握って、グーで進んでみたり。グーのときの、そのグーの感じが好きです。力強くて。あれ、地面が土だったら、結構グーの型よくとれると思う。

 

  • 入場時、チラシと一緒にもらった羊のイラストを客席みんなで頭の前に掲げて、みんな羊にされた。客席みんなで「めぇー」って鳴いた。このときのリーダーのパパっぽさ。初日は、このときの表情にちゃんとやってくれるかな?というような気持ち(ヒヤヒヤさ?)が出てたような気がしてたんだけど、2日目からはどうだったんだろう、ニコニコしたかわいいパパおじさんだったかな。そうだといいな。この羊にされてるとき、狼さんは客席の椅子の上、お客さんの隙間を歩いて行って、羊のイラストをどんどん奪って(食べて)いっちゃう。食べられてしまうと、通路を歩いてるダンサー羊さんが新しいイラストをくれるから、そういうところも優しいなってみてた。わたしは食べられなかった…笑
 
  • ロボの群れは優れた知性があるが、ビアンカだけはちょっと違う動きをしてることに気づいたシートン先生。ビアンカを捕らえようと考える。その手段として、牛の死骸を解体するところがあって、ナイフ?斧?で刻んでいく姿、子顔の少なくない方が求める、残酷な犯罪者風。ここすごくドキドキした。リーダーの中に残虐性を見たいの、なんだろうね。ギャップ?普段がいい人に振れ過ぎてるから、ちょっと悪いじゃなく、強烈に悪いみたいな方に目盛り振り切らせたいのかな。

 

  • ロボを殺せないのは「臆病な心」のせいみたいなシートン先生の台詞(あーこの台詞全部思い出したい!!)、ここだけやけにパッキリした音で入ってきた。グッサリくる台詞(だけど思い出せないひどい)。終盤の悩み苦しむシートン先生、ロボに向けて銃の引き金を引けないシートン先生、ほんとに良いですね。森崎博之さんの好きな演技。
 
  • ロボを殺すことに苦しむシートン。殺さなければって自分を思い込ませようとするところ、アメリカの大統領みたいだなって思いついて、そしたらトランプのこと頭よぎっちゃって、人間は愚かだって心で唱えてた。なんで何度も繰り返すんだろうね。

 

  • リーダーって、表情とか手の角度とか動きとかおんなじなんだけど、そこに心が揺れる細かな動きをはっきりと映せるんだよなー。すごいな。あの人、感情の分類が細かくていっぱい知ってるの。自分の中に感情の蓄積がたくさんあるの。そんなにいっぱい感情を知ってるの、すごいけど時々つらくないのかなって思う。

 

  • 撃たれたロボに寄り添うシートン先生。ロボに友だちのように話しかけるシートン先生。涙。でも、ロボは死んでしまう。息絶えて横たわるロボを後ろから抱きしめるシートン先生………。このときのリーダーの左手!!!ロボ役の鈴木さんの腕をガッシリつかむリーダーの左手!!!温かそうなあの手だけでわたし溶けそう!!!好き!!!悲しみいっぱいのシーンなんだけど、こんな見方しててすみません!!!

 

  • カーテンコールの森崎さんってやっぱり好きだ!!それって、その時の顔から幸福感が伝わってくるからだって思った。気持ちをかみしめてる満足そうな笑顔。劇中は本当に、水の中にどっぷり沈んで、舞台上の声、音楽と自分の中で考えてる声しか聞こえなくて漂ってる感じで、それをカーテンコールのリーダーが腕を掴んで引き上げてくれる。水面に上がるといつもの笑顔が待ってて、胸いっぱい幸せだって思う。ふわふわした気持ちが、会場と自分の拍手の音で増長されるの、すごく心地いい。いつも拍手を送ることしかできずにもどかしくて、でも拍手を送れることがうれしくて。このときの気持ちって、他の場面では味わえないんだよな。
 
  • 最後は榮田佳子さんがマイクを持ってご挨拶。(今さらだけど、この舞台リーダーだけがマイク付けてて、他の俳優さんはステージマイクだけでした。) 2日目からはリーダー喋ってるみたいだから、初日だけお声を聞かなかった。カーテンコールの2回目も、ダンサーさんが全員揃ってなかったから、初日の後にいろいろ決めたのかも。予想以上のいい反応だったのかな、そうだとうれしい。
 
 
大人でも1時間半でこんなに心動かされるんだから、子どもの気持ちだとどうなるんだろう。小さい子にいっぱいみてほしいな。わたしももっと純粋な気持ちがほしい。邪念ばっかりだったし…。
 
 
リーダーは嘘だって言ってたけど、いつか全国公演も叶いますように、願ってます。